住宅フェアって何?どんな相談をするところ?

家づくりを検討している方なら一度は聞いたことがある「住宅フェア」、しかし実際のところどんなことをしているか知らない方も多いのではないでしょうか。

また「自分が参加していいのか分からない」といった相談の声も多く寄せられます。

そのため今回のコラムでは、住宅フェアの役割と参加するメリット、またどんな人が参加できるのかについてお話をしていきます。

そもそも住宅フェアってなに?

住宅フェアという言葉を、初めて聞いたという方もいるかもしれません。

そのためまずは、住宅フェアがどんなものなのかについて、簡単に解説をしていきます。

業者が宣伝をする場所

住宅フェアでは、施工店やハウスメーカー、設備会社や仲介業者などが自社の商品の強みやサービスについて宣伝する場所です。

「家博」と呼ばれることもあり、大規模なものだと100社以上が集まることもあります。

相談や商談の場所

住宅フェアでは、各出展業者のブースに相談スペースや商談スペースが設けられており、気に入った商品やサービスについて相談したり、契約することができます。

家づくりとなると「気に入ったから今ここで買います」とはいきませんが、気に入った設備会社などのパンフレットや商品サンプルをもらうことで、その後の家づくりに役立てることもできます。

住宅フェアはどんな人が参加できる?

住宅フェアは、日本全国さまざまな場所で開催されています。

参加してみたいと考えている方も多いかと思いますが、具体的な家づくりのプランがない方は「自分が参加していいか分からない」と、機会を見送ってしまう方も多いです。

では、実際には住宅フェアはどんな人が参加できるのでしょうか。

誰でも参加できる

住宅フェアは、実は誰でも参加できます。
家を建てる予定がまだまだ先だ、具体的な日程は分からない、という方でももちろん大丈夫です。

なかには家や住宅設備などを見ることが好きで、趣味で見に来ているという人もいますし、建築学生などが勉強のために来ていることもあります。

チケットなどを購入する必要があるものや無料のものなど、住宅フェアの形式はさまざまですが、基本的には興味を持った人が誰でも参加できるようになっています。

気軽に参加しても大丈夫

どんなスタンスで参加したらいいか分からない、自分が参加してもいいか不安、という方も多いかと思います。

しかし住宅フェアは、気軽に参加しても大丈夫です。

「近場でやっているからちょっと行ってみようかな」くらいでも大丈夫ですし、「家を建てる契約をする業者を本気で悩んでいる」という方でも大丈夫です。

また住宅フェアに参加したら、「見積もりや契約を絶対にしなければいけなくなるのでは」「強引な勧誘があるのでは」と思われるかもしれません。

実際にはそのようなことはなく、相談や見積もりを貰いたいときは対応してもらえますし、そうではない時は断ってもまったく問題ありません。

どんなスタンスでも、目的でも、気軽に参加できるのが住宅フェアの魅力と言えます。

住宅フェアではなにが相談できる?

誰でも参加ができる住宅フェアですが、実際にはどんなことを相談することができるのでしょうか。
住宅フェアで相談できることや、その他可能なことについて解説をしていきます。

家づくりに関する相談

基本的には、家づくりに関する相談全般をすることができます。

例えばハウスメーカーのブースでは、そのハウスメーカーで家を作ったらどのような仕上がりになるのか、メーカーの特徴はなにかなどを踏まえてプレゼンをしてもらえます。

家づくりの知識が全くなくても、丁寧に教えてもらえます。

その他住宅設備の会社であれば、取り入れている住宅設備の特徴や、他社と比べて優れているところなどを教えてもらうこともできます。

商品の体験

住宅展示場で行われる住宅フェアであれば、実際に建った住宅を見学することができます。

家具などが一緒に置いてあるため、実際の生活もイメージしやすくなります。

貸し出しホールなどで行われる住宅フェアであれば、ブースによって違いはあるものの、実際の商品や模型などを手に取って体験することができます。

業者選びの相談

住宅フェアと聞くと、ハウスメーカーや工務店などの工事をする業者だけしかいない、というイメージをされる方も多いです。

しかし実際には、どの業者を選べばいいか業者と顧客の間に立って提案してくれる窓口も存在しています。

「ハウスメーカーと工務店、設計事務所どこを選べばいいか分からない」「自分たちに合う業者を紹介してほしい」という方は、ハウスメーカーを選ぶための相談窓口を利用してはいかがでしょうか。

住宅フェアに参加するメリットは?

住宅フェアがどんなものか、イメージができてきたのではないかと思います。

では、そんな住宅フェアに参加することで、顧客の立場ではどのようなメリットがあるのでしょうか。
住宅フェアに参加することで得られるメリットについて、一緒に見ていきましょう。

幅広く情報収集ができる

住宅フェアでは、さまざまな分野の住宅に関する業者が集まっているため、幅広く情報収集をすることができます。

今どんな住宅が流行なのか、どんなことが課題になっているのか、などそれぞれの業者の目線で話を聞くことができるため、家づくりの参考にすることもできます。

実際に見ることができる

実際に使用している建材や商品などを、目で見て手に触れることができることも住宅フェアのメリットです。

実物を目の前にすることで、自分たちの好みを知ることもできますし、実際の使い勝手など機能的な面を知ることもできます。

他社と検討がしやすい

住宅フェアでは複数の業者が参加しているため、同じ敷地内や会場内で他社との検討をすることができます。

個別で業者とアポイントメントを取って、商品を見に行くとなると、一日で気になる業者全てを見て回るのが難しいことも多いです。

しかし住宅フェアでは気軽に足を運び、その場で他社との検討ができるため、時間がなかなか取れないという方にもピッタリです。

住宅フェア割引が適応される

業者によって異なりますが、住宅フェアの来客特権として、実際の契約時に住宅フェアの割引が適応されることもあります。

住宅フェアの割引を使用している業者には、事前に使い方の確認をする必要はあるものの、お得に契約できるという点は嬉しいポイントです。

自分に合う業者を紹介してもらえる

注文住宅の相談窓口を利用することで、自分に合う業者を紹介してもらうことができます。

住宅フェアでは数多くの業者が出展しているため、自力でいちから情報収集をしたり、探すのはとても大変です。
そのため、住宅フェアの「注文住宅の相談窓口」を利用することで、住宅のプロの目線で自分に合う業者を紹介してもらうメリットがあります。

最新の住宅フェア情報もお見逃しなく!

「住宅フェアっていつやっているの?」という方に向けて、最後は住宅フェアの最新情報をお届けいたします。

住宅フェアは、インターネット検索で簡単に最新情報を得ることができますので、ぜひ気になる方は検索してみてくださいね。

ここでは、3ヵ月以内に行われるおすすめの住宅フェアをご紹介していきます。

理想のすまいと建築フェア2024

開催日:2024年5月30日(木)~5月31日(金)
会場:インテックス大阪

理想のすまいを想像しながら、製品を見たり触れたり、比べたりすることができる建築フェアです。
2023年は120社・団地の出店があり、一般での来場も可能なため、これから家づくりを検討している方も気軽に参加できるフェアとなっています。
ペットに優しい製品紹介コーナーや、DIYなどを想定したセルフリノベーションゾーンなども設置されており、家づくりのヒントをたくさん得ることができます。

理想のすまいと建築フェア2024 (ken-ten.jp)

日報 住まいのリフォームフェア2024春

開催日:2024年3月2日(土)~3月3日(日)
会場:新潟市産業振興センター大展示ホール

開催日:2024年3月9日(土)~3月10日(日)
会場:リージョンプラザ上越インドアスタジアム

開催日:2024年3月23日(土)~3月24日(日)
会場:新発田市カルチャーセンター

新潟県下最大級の「リフォーム・新築・不動産」フェア。
新築からリフォーム、設備などこれからの家づくりのあり方について、住まいのプロが無料セミナーを全20講座で開催します。
同時開催される「はるのひマルシェ」では、ハンドメイドマーケットや全国うまいもん市、昔なつかし横丁など、ご家族で楽しめるイベントも開催しています。

住まいのリフォームフェア2024春 (fair.niigata-reform.jp)

まとめ

今回のコラムは、住宅フェアについてのお話でした。

家づくりを検討している方にとっては、メリットの多い住宅フェアですので、開催の情報を見つけたらぜひ参加してみてくださいね。

当コラムでは引き続き家づくりを検討している方に向けて、参考になる情報を発信していきます。
次回のコラムも楽しみにしていてください。

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