鹿児島県家を建てたいと考えている方が、一番最初に悩むのが「どのエリアがいいか」ですよね。
どの地域にも特色があるため、自分たちに合うエリアに住みたいと考えるのは当然のことです。
そこで今回は、鹿児島県で人気のあるエリアを「子育てのしやすさ」「施設の充実さ」「交通の利便性」の3つのポイントに絞り、それぞれのおすすめエリアTOP3をご紹介していきます。
鹿児島県で子育てがしやすいエリアTOP3
注文住宅を購入する理由で一番多いのが、「家族が増えたから」「子どもの成長や出産に伴い賃貸では手狭になったから」というものです。
特に未就学児のお子さんがいらっしゃるご家庭では、家の住みやすさだけではなく、地域でお子さんが住みやすい環境かどうかを気にされている方が増えています。
そこでここでは、子育て目線で住みやすい鹿児島県の人気エリアTOP3をご紹介していきます。
3位:霧島市
霧島市は、9つの温泉からなる有名な温泉地「霧島温泉郷」があることで、観光地としても人気のエリアです。
近年若年層の移住が増えていることでも注目されている都市です。
人口は約12万人と、鹿児島県内では鹿児島市に次ぐ規模の都市で、商業施設なども多く自然の美しさと暮らしやすさの両方を兼ね備えた魅力的なエリアでもあります。
霧島市には鹿児島空港があり、ビジネスや遠方への旅行などのアクセスにも便利な立地です。
[子育てがしやすい理由]
- 一時預かりや無料のふれあい広場提供など自治体の子育て支援が手厚い
- 自然の中で子どもを子育てできる
- 医療センターや小児科、産婦人科が充実しており安心して暮らせる
鹿児島県霧島市公式ホームページ (city-kirishima.jp)
2位:出水市
ツルの渡来地としても知られる出水市ですが、自然が豊かで犯罪件数が少なく治安がいいことから、近年子育て世帯に人気のあるエリアでもあります。
出水市の人口は約5万人ほどで、3位の霧島市と比べると人口比率は高くありませんが、のんびり子育てをしたいというご家族に向いています。
また人口が少ないながらも、市街にはスーパーなど生活に必要な環境も揃っており、保育園や小中学校などがあるため子育てするうえで安心の環境です。
[子育てがしやすい理由]
- 自然の中でのんびり子育てができる
- 治安がよく、安心して子育てをすることができる
- 生活に必要な施設が十分揃っている
鹿児島県出水市 みんなでつくる活力都市 住みたいまち 出水市 (kagoshima-izumi.lg.jp)
1位:鹿児島市
鹿児島市は人口約59万人と、県内最大の都市であることが知られています。
大きな商業施設や公園などもあり、休日のお出かけ先にも便利な施設が揃っていることから、子育て世帯に根強い人気があるエリアです。
近年の物価高騰の影響を受けて、子育て世帯に臨時給付金を配るなど、自治体としても子育てに力を入れています。
[子育てがしやすい理由]
- 便利な生活環境が整っている
- 自然豊かな公園も多く、市街地からは桜島を望める
- 自治体が子育て政策に力を入れている
鹿児島市ホームページ|つながる人・まち 彩りあふれる 躍動都市・かごしま (kagoshima.lg.jp)
鹿児島県で施設が充実しているエリアTOP3
自然の豊かさは鹿児島県全体に言える魅力ではあるものの、実際に住むとなると「日常生活がしやすいエリアがいい」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、生活エリアに便利さを求める方に向けて、鹿児島県内の施設が充実していて住みやすいおすすめエリアTOP3をご紹介していきます。
3位:霧島市
子育て人気エリアとしても登場した霧島市ですが、生活に必要な商業施設や店舗なども揃っているため、普段の生活に不便はありません。
コンビニエンスストアも多く、ちょっとした買い物もすぐにできる環境です。
クリニックだけではなく、入院設備が整った病院もあるため、医療施設も充実しています。
[利用できる主な施設]
- 大型商業施設、スーパー、コンビニエンスストア
- 医療施設
- 鹿児島空港
- 霧島神宮や霧島温泉郷など複数の観光スポット
2位:姶良市
鹿児島市のベッドタウンとして近年人気があるのが、姶良市です。
約8万人ほどが住んでおり、商業施設の開発も進んでいるおすすめのエリアです。
公共交通機関も十分に発達しているため、車がなくても目的にまで移動ができる点も人気の理由と言えます。
[利用できる主な施設]
- 大型商業施設、スーパー、コンビニエンスストア
- 医療施設
- 映画館
- 龍門滝(日本の滝百選)、蒲生の大クス(国特別天然記念物)など複数の観光スポット
1位:鹿児島市
子育てがしやすいエリアTOP3でも1位だった鹿児島市ですが、施設が充実しているエリアTOP3でも堂々の1位となりました。
鹿児島市が1位の理由は、人口が多く商業施設などの開発が進んでいる分、生活するうえで利便性が高いからです。
鹿児島市市内であれば、不便で困るという経験をすることもなく、施設の充実さや利便性を求める人にはピッタリの地域と言えます。
[利用できる主な施設]
- 大型商業施設、スーパー、コンビニエンスストア
- 医療施設
- 水族館や遊園地など複数のレジャースポット
- 桜島や仙巌園(庭園)など複数の観光スポット
鹿児島県で交通の利便性がいいエリアTOP3
実際に住むとなったら、交通の利便性も気になるところですよね。
自家用車をお持ちの方も多い鹿児島ですが、通勤・通学には必ずしも自家用車が利用できるとは限りません。
そのため住むエリアに交通の利便性を求めている方も多いです。
ここでは、鹿児島県内で交通の利便性がいいエリアTOP3をご紹介していきます。
3位:薩摩川内市
薩摩川内市は人口約9万人の都市で、鹿児島市に隣接していることから、交通の便がよく居住エリアとしても人気があります。
鹿児島県内では最大の土地面積を有しており、川内駅を中心に住宅地が開発されているのが特徴です。
新幹線の停車駅であることや、鹿児島空港までのシャトルバスが出ていることなども、交通の利便性で人気がある理由のひとつです。
[利用できる交通機関]
- 九州新幹線
- 鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道
- 市内循環バス、高速バス
ホーム/薩摩川内市 (satsumasendai.lg.jp)
2位:霧島市
霧島市は鹿児島空港が近く、高速道路があることから県内外へのアクセスがいいことが特徴です。
そのため日常生活の中で交通機関を使う方だけではなく、自家用車での移動を検討している方にも人気のエリアとなっております。
[利用できる交通機関]
- 鹿児島空港
- 肥薩線、きりしま(特別急行列車)、日豊本線
- 市内循環バス、高速バス
1位:鹿児島市
想像していた方も多いかと思いますが、やはり県庁所在地がある県内人口最大都市ということで、交通の利便性の面でも鹿児島市が1位となりました。
公共機関を使う人が多いほど便利になる交通機関ですので、近年は地方都市の人口減少に伴う交通機関の廃止や減便が問題視されています。
そんな中で県内最大の人口を維持している鹿児島市では、家を建てた後も、安定した交通利用サービスを受けることができるといった見方ができます。
[利用できる交通機関]
- 九州新幹線
- 肥薩線、きりしま(特別急行列車)、日豊本線、指宿枕先線、鹿児島本線
- 鹿児島市電(路面電車)
- 市内循環バス、高速バス
まとめ
今回は、鹿児島県内で人気の居住エリアをエリアの強み別にランキング形式でご紹介してきました。
気になるエリアを見つけることはできましたか?
次回のコラムでは、「これから人気が出そうなエリア」をプロの目線で解説していきます。
「もっと鹿児島県の居住エリアについて知りたい」という方は、ぜひ楽しみにしていてくださいね。