注文住宅の着工時期っていつがいいの? オススメなスケジュールもご紹介!

家づくりでは、入居開始をいつに設定するのかがとても重要なポイントとなります。しかし、具体的な入居時期の希望がない場合、いつ家づくりを開始すればいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回のコラムでは、家づくりの全体的な流れに触れつつ、着工時期から入居までかかる期間のお話をしていきます。

人気の着工時期は春・秋

着工時期は、基本的には施主の希望をある程度通すことができる部分です。そのため、明確な時期の希望があれば、希望の時期で進めても問題はありません。

一方で、特に強い希望がない方には、オススメの着工時期として春や秋をご紹介することも多いです。

では、なぜ春や秋が着工時期のオススメの時期に選ばれやすいのでしょうか。ここでは、春や秋が着工時期にオススメな理由について一緒に見ていきましょう。

気候が安定しやすい

着工時期として春や秋がオススメされる理由は、春や秋の気候が安定しやすく、工事に影響を与えにくい時期であることもひとつの要因としてあげられます。

特に、基礎工事に重要なコンクリート打ちの作業は、しっかりと乾燥させなければいけません。台風や突発的なゲリラ豪雨が多い夏、また降雪地域にお住まいの方は冬も気候が乱れやすく、コンクリートの乾燥や質に影響を与える可能性があります。

そのため、着工時期に明確な時期指定がない施主の方には、着工時期に春や秋を提案されることがあるのです。

資材の供給が安定しやすい

春や秋は建築業界全体での繁忙期でありながら、極端に需要が集中する時期ではないため、資材の供給が安定しやすいです。

一方で、年末や年度末、真夏の繁忙期では資材価格が高騰したり、納期が遅れたりするリスクがあります。防犯機や資材の供給が不安定になりやすい時期を避けることが、工事遅延や資材高騰による追加費用になるリスクを避けることができます。

作業員が効率的に動きやすい

真夏や真冬に着工時期が重なると、作業員の安全確保や気候の影響により、工事中に休憩を多く挟んだり、時には中止をしなければならないこともあります。

当然このような事態はどの季節にも共通してあるリスクではあるものの、気候が安定しやすく作業員が効率的に動きやすい春や秋は、工事延期のリスクが一番低い時期でもあり、スケジュールが順調に進みやすい時期です。

着工から入居までの期間

ここまでで、春や秋が着工にオススメの時期と言われる理由について、知っていただくことができたかと思います。では、春や秋に着工開始していつ入居ができるようになるのでしょうか。

入居時期に合わせて今現在住んでいる住宅の契約解除や売却、引っ越し手続きなど、入居までにやらなければいけないことが沢山ありますので、着工時期だけではなく入居時期も知っておきたいところです。

そこでここでは、一般的な着工~入居までの期間について解説をしていきます。

工事期間は4ヵ月~6ヵ月

工事期間中に大きなトラブルもなく、スケジュール通り段取りよく進めば、最短で4ヵ月程度で工事が完了します。また多少のスケジュール変更、業者の長期休暇による休工、天候の影響などを考慮すると入居まで大体6ヵ月程度見ておけば問題ありません。

引っ越し業者の予約は早めに抑えておきたい部分ではありますが、最短で予約をしてしまうと、万が一工事の延期が発生した際にキャンセル料がかかったり、日程の再調整で手間が発生してしまいます。

そのため、引っ越しの準備はある程度日程に余裕を持たせておいた方が、安心して過ごすことができますよ。

ローコスト住宅ならさらに短いことも

ローコスト住宅で住宅を計画している方は、さらに短い期間で入居が可能となるケースもあります。設計の自由度が完全な注文住宅よりも低い一方で、安く早く建てることができるのがローコスト住宅の魅力です。

ローコスト住宅は通常の工程と異なるため、予め設計士や業者にスケジュールの確認をしておきましょう。ローコスト住宅については、こちらの記事も併せてご覧ください。

家づくりは逆算が大切

家づくりを進めるうえで、スケジュールを見通して計画を進めていくことがとても大切になります。入居をしたい時期をある程度決めておき、逆算をして計画を立てていくようにしましょう。

最後に、着工以前にやっておくべきことについてもまとめましたので、家づくりを検討している方は以下の内容も併せて計画に組み込むようにしましょう。

土地探し

まずはなんといっても、土地探しが重要です。やりたい間取りなどがあったとしても、土地がなければ家を建てることができません。

土地探しは利便性が高いエリアや人気エリアほど、なかなかいい土地に巡り合えず、土地探しだけで1年以上かかってしまっているなんてかたも実は多いです。

土地探しで重要なことを以下のコラムでまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

間取り計画

土地探しが終わったら、今度は具体的な間取り計画に入ります。間取りの計画が終わらないと、建築確認審査やその後に控える着工に進むことができません。

間取りの希望は土地や法令によって制限を受けることもありますので、土地探しをしながら、希望している間取りが実現可能なのかも一緒に確認しておく必要があります。

間取りの計画はハウスメーカーや施工店では、計画の打ち合わせスケジュールが決まっていることが多く、比較的短い期間で次へ次へと決定事項を決めていくため、施主にとっても大変な時期となります。

間取りの優先順位や妥協点などのバランスを取りながら、着工に向けて計画していくことが大切です。以下の間取りの失敗例についてまとめたコラムを置いておきますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回は、注文住宅のオススメの着工時期やその理由について解説をしてまいりました。いかがだったでしょうか。

土地探しや間取りで悩んでいる方、多いかと思います。そんな方はぜひ弊社の『注文住宅の無料相談窓口』もご活用くださいね。弊社の家づくりのプロのスタッフが、お客様に寄り添って、家づくりのサポートをさせていただきます。

 

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