ローコスト住宅の特徴やメリット・デメリット

近年話題の『ローコスト住宅』ですが、注文住宅を検討している方で気になっているという方は多いかと思います。

そこで今回は、ローコスト住宅の特徴やメリット・デメリットについてお話をしていきます。

ローコスト住宅の特徴

ローコスト住宅とは、標準的な住宅よりもコストを抑えた建築を可能にした住宅の名称です。

地域によっても変わりますが、ローコスト住宅では1,000万円前半から選択ができるため、住宅の建設費用を安く済ませたい方には嬉しい住宅仕様です。

では、そんなローコスト住宅にはどのような特徴があるのでしょうか。

シンプルなデザイン

ローコスト住宅はシンプルなデザインであることが特徴です。

外壁や屋根、間取りは形状がシンプルなほど安く済むため、個性的なデザインはあまり用いられないのが特徴です。

必要最低限の設備・仕様

設備や仕様は必要最低限であることが前提です。もちろん生活するうえで問題なく使えますが、デザイン性や機能性の面では標準よりは性能が低いと言えます。

細部までにこだわりたいという方よりも、設備が使えて生活ができれば問題ないという方に向いています。

ローコスト住宅のメリット

ローコスト住宅がどのような住宅か、知っていただくことができたかと思います。

では、ローコスト住宅を選ぶメリットには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

ローン審査に通りやすくなる

ローコスト住宅で建設費用を抑えることで、収入面に不安がある方でも借入額自体を下げることができるため、ローン審査が通りやすくなります。

ただ単に安く済ませたいというだけではなく、通常の住宅価格ではローン審査が難しいけれど持ち家を持ちたい、という方にもおすすめです。

工期が短く引き渡しが早い

標準的な注文住宅では計画から引き渡しまで1年程度である一方、ローコスト住宅は計画から引き渡しまで半年程度で済むことが多いです。

プランや仕様がある程度決められているローコスト住宅は、打ち合わせ回数や決める内容が少ないため着工までが早いです。

また住宅の基本的な枠組みも決められていることが多いため、無駄のない工事作業が実現でき、建設期間も短く済みます。

お金をかけたいところにかけられる

ローコスト住宅は融通が利かないのではないか、と思われがちですが、要望があればオプションとして対応してもらえることもあります。

そのため全体的な建設費用は抑えつつも、お金をかけたいところに注力することが可能です。

ローコスト住宅のデメリット

ローコスト住宅にはたくさんのメリットがあることが分かりましたね。

しかし、ローコスト住宅ならではのデメリットもあるため、ローコスト住宅を検討している方はデメリットも知ったうえで検討をするようにしましょう。

設計の自由度が低い

ローコスト住宅は、間取りや選べる設備、仕様が少なくパターン化されています。
そのため、通常の住宅設計と比べて自由度は低い傾向にあります。

お金をかけたい部分があるのにローコスト住宅では対応していない、なんてこともあるため、メーカー側にこだわりがある部分に対応できるかの事前確認が必要です。

機能性が低い

ローコスト住宅は最低限の設計や設備であることが多いことから、外壁材や断熱材の機能性が低いことも知っておく必要があります。

購入当初は問題がなくても、住んでいるうちに不便さを感じたり、短期間でのメンテナンスが必要になることもあります。

アフターフォローが充実していない

安さを実現するために、費用がかかりやすいアフターフォローサービスが充実していない、あるいは標準住宅と比べてサービスの質が低い可能性があります。

機能性が低くメンテナンスが必要になる可能性が高いローコスト住宅では、特にアフターフォローに注目して業者を決める必要があります。

ローコスト住宅で失敗しないために

ローコスト住宅には気をつけなければいけないデメリットがある、ということも知っていただけたかと思います。

では実際にローコスト住宅で注文住宅を依頼する場合には、どのようなことに注意して依頼をすればいいのでしょうか。

最後に、ローコスト住宅で失敗しないために注意すべき点についてお話をして終わります。

優先順位をつける

理想の住宅でなにを優先したいか、を明確にしておくことはとても大切です。

生活の質を意識するよりも金額が大切という方もいれば、多少お金がかかっても力を入れたい部分がある、など優先事項は家庭それぞれです。

まずは優先順位をつけて、ローコスト住宅で叶えることができる内容なのか、家族で話し合ってみましょう。

経験豊富な業者に依頼する

ローコスト住宅を扱う業者は増えていますが、同時に手抜き工事も増えています。

住宅の手抜き工事は住宅の寿命を短くしてしまうことにつながるため、こうした手抜き工事をしてしまうような業者や、ローコスト住宅に対応できない業者は避けましょう。

ローコスト住宅の経験が豊富で、技術力がある業者を見極めた上で依頼することが大切です。

まとめ

今回はローコスト住宅についてお話をしてきました。
これからの住宅計画で、ローコスト住宅を検討している方も多いかと思いますので参考になればと思います。

しかし、ローコスト住宅に対応している業者が増えたとはいえ、質のいい業者を探すというのは個人ではなかなか大変なのが現状です。

そこでローコスト住宅を検討している方は、ぜひ弊社の「注文住宅の無料相談窓口」までご相談ください。
お客様ひとりひとりのご希望に合わせて、ピッタリの業者を紹介することもできますし、その他の住宅に関するご相談をお受けすることもできます。

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