お子さんがいるご家庭では、欠かせないのが外遊びの時間ですよね。そしてせっかく家づくりをするならば、家の庭という安全な空間でたくさん遊んでほしいと思うのも自然なことです。
しかし具体的に庭で遊んでいるイメージが湧かないまま「なんとなく」庭を作ってしまうことで、遊びにくかったり、お子さんが怪我をしやすい環境になってしまうこともあるのです。
そこで今回は、お子さんがいるご家庭にオススメな天然芝を使った庭のメリットや、よく使われる砂利などの比較して優れている点などについて詳しくご紹介をしていきます。
家の庭材にはどんな種類がある?
庭とひとことで言っても、使い方や家族構成、またペットの有無などによっても適切な庭材が異なってきます。
そこでまずは、家の庭にはどんな材料が使われているのか、一般的に使われている家の庭の材料について先にお話をしておきますね。
土
家庭菜園をしたい方や、できるだけ自然な状態にしておきたい方などは、庭の床面に土を敷かれる方も多いです。
家庭菜園をする場合は栄養のある土を購入して庭に入れることもありますし、土の流出や汚れが気になるという方は、庭用の流れにくい土を入れることもあります。
土といってもさまざまな種類がありますが、使用目的によって庭に入れる土の種類を選ぶのが一般的です。
芝生
芝生には人工芝と天然芝のふたつがあります。
人工芝はお手入れが不要でかつ比較的安価で購入することができるため、庭に緑がほしい方や、できるだけお手入れの機会を減らしたい方などにオススメです。
天然芝は生きている植物ですのでお手入れは必須となりますが、人工芝のように硬さがないため手触りがよく、寝転んだりすることもできます。
コンクリート
庭をコンクリートにしてしまうことも可能です。
コンクリートにするよさは、雑草が生えるのを防ぐことができる点や、バスケットゴールなどを設置して運動場にすることもできます。
庭と駐車場が一体型になっているご家庭では、駐車場から一体化したコンクリートにすることも多いです。
ウッドチップやバークチップ
庭がそこまで広くない場合や、お風呂場の近くなどに設けた見る専用の庭などには、ウッドチップやバークチップを敷き詰めることもあります。
こうすることで雑草の予防をすることができ、チップから優しい木の匂いや、あたたかみを感じることができます。
ただし注意したいのが、シロアリなどの害虫を寄せ付けやすい点や、分解することで分量が少なくなってくるため定期的な補充が必要になるという点です。
砂利
庭でよく使われる材料のひとつでもある砂利は、安価でさまざまな種類があるため、とても人気です。また戸建て住宅の防犯対策が見直されている昨今、歩くと音がする砂利は防犯面でも再注目を浴びています。
ただし砂利は遊び場としては適しておらず、お子さんやペットが遊ぶ場所に砂利を採用してしまうと、思うような遊び方ができないこともあるため注意が必要です。
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子育て世帯に天然芝がオススメな理由とは?
ここまでで、さまざまな庭材について知っていただくことができたかと思います。では、タイトルにあるように、なぜ子育て世帯に天然芝は人気なのでしょうか。
先ほどの解説で少し触れている部分もありますが、ここでは子育て世帯に天然芝がオススメな理由についても、詳しくお話をしていきます。
柔らかい地面で安全性が高い
天然芝はクッション性が高く、地面が柔らかいため、転んだときの衝撃を吸収してくれます。小さいお子さんが庭で走り回ったり遊んだりしても、ケガのリスクを軽減できます。
特に家庭用のジャングルジムや滑り台などの遊具を設置している場合、天然芝が下に敷かれていると、着地に失敗した際の怪我なども最低限に抑えることができますよ。
裸足で歩くこともできる
天然芝は周囲の温度を下げる効果があり、夏場でも地面が熱くなりにくいです。
子どもが遊ぶスペースが熱を持ちすぎないので、日陰を作ってあげるなどの工夫をすれば、夏でも外遊びを楽しむことができるようになります。
お手入れ道具が比較的安価で購入できる
天然芝と聞くと「お手入れが大変そう」というイメージの方も多いかと思いますよね。
しかし最近は、家庭用芝刈り機が2~3万円と比較的安価で購入することができるようになり、軽量化も進んでいるため女性の方でも簡単にお手入れがきるようになりました。
ペットの遊び場にもなる
お子さんだけではなく、ペットを飼う予定がある方、または今現在一緒にペットと住んでいるという方にとっても天然芝はオススメです。
天然芝の柔らかさや熱くなりにくさは、犬や猫も過ごしやすいため、お子さんと一緒に庭で遊ぶなんてこともできるようになります。
天然芝の取り入れる際の注意点とは?
庭に天然芝を取り入れたいと考えている方も多いかと思いますが、天然芝だからこそ気を付けなければならない注意点というのも存在します。
庭づくりで失敗をしないためにも、ここでは一緒に天然芝を庭に取り入れる際の注意点について、一緒に見ていきましょう。
芝の種類を確認する
天然芝といっても、実はいくつかの種類が存在します。大きく分けると日本芝と西洋芝の2つがあり、さらにそれぞれに種類がいくつかあります。
一般的に家庭で使われる芝は、高麗芝(コウライシバ)、野芝(ノシバ)、ティフトン芝などがあります。
芝によって適切な気候も異なりますし、手触りやお手入れ頻度が異なるため、家を建てる場所の立地環境に合わせて芝の種類を慎重に選ぶようにしましょう。
お手入れが必須になる
砂利やコンクリート庭、人工芝などと比べるとやはりお手入れが必須になるのが天然芝です。芝の草刈りだけではなく、枯れた芝の処理や雑草抜きなども必要です。
こうしたお手入れを怠ってしまうと、害虫が寄ってきてしまう原因になったり、芝がダメージを受けて生えてこなくなってしまうこともあります。
特に小さいお子さんが家にいたり、共働きの世帯にはお手入れが面倒に感じてしまうことも多いかと思いますので、きちんとお手入れをできるかどうか家族と相談したうえで導入するかどうかを決めましょう。
施工費とランニングコストの計画
他の庭材と比べると、天然芝は施工費や、維持管理していくためのメンテナンスコストがかかります。肥料代や散水のための水道代、芝刈り機などのお手入れ器具などの購入も考えなければいけません。
家づくりにかかる費用と庭にかける費用のバランスや、今後の支払い計画を慎重に検討しましょう。
まとめ
今回のコラムでは、子育て世帯に向けた目線で、庭の天然芝のよさについてお話をしてまいりました。いかがだったでしょうか。
家づくりをするうえで必ずセットとなる庭の計画ですが、せっかく作るなら満足がいくものにしたいですよね。
弊社では子育て世帯に向けた家づくりのアドバイスも行っておりますので、家づくりに関してお悩み、ご相談がございましたらどうぞお気軽に弊社の『注文住宅の無料相談窓口』をご活用くださいませ♪
それでは、引き続き家づくりに関する有益な情報を発信していきますので、楽しみにしていてください。
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