
「デザイン住宅って、あこがれます。でも、高いんですよね」。相談に来る方から、よくこう言われます。写真を見せてくれながら、少しあきらめた顔で。
気持ち、よく分かります。せっかく建てるなら、人に見せたくなる家がいい。でも予算が心配で、最初から選択肢を消してしまう。今日は、鹿児島でデザイン住宅を建てたい人に向けて、おしゃれと予算はどうやったら両立できるのか、なぜ「高い」と思い込みやすいのか、そして後悔しない選び方を、順番に話します。
僕はこれまで、鹿児島で200家族以上の家づくりに横で付き合い、130棟以上の現場を見てきました。デザインにこだわって大満足した人も、こだわりすぎて予算で苦しくなった人も、たくさん見てきました。
鹿児島でも、デザイン住宅を選ぶ人が増えている

ここ数年、鹿児島でも「せっかくなら、自分たちらしい家にしたい」という方が増えました。SNSで素敵な家をいくらでも見られるようになったのが大きいと思います。
ただ、そこで多くの人がつまずきます。見た目の好みだけで会社を決めると、暮らしと予算のところで無理が出ます。おしゃれな写真に心が動くのは自然なことです。でも、その家に10年、20年住むのは、写真の中ではなく、あなたの家族です。
「デザイン住宅は高い」は、半分ほんとで半分ちがう

正直に言うと、デザインにこだわれば、その分お金はかかります。ここはごまかしません。ただ、「デザイン住宅=全部高い」というのは、思い込みが半分入っています。
高くなる理由の多くは、特殊な形や、こだわった素材や、複雑な間取りです。逆に言えば、力を入れる場所を選べば、総額はぐっと抑えられます。全部にこだわるから高くなるのであって、メリハリをつければ、予算の中でも十分おしゃれな家は建ちます。
この間も、雑誌に載っているような家を全部盛りで希望されたご夫婦がいました。見積もりを出したら、予算から数百万円オーバー。がっかりされていましたが、一緒に優先順位を整理し直したら、満足度はそのままで予算内に収まりました。削ったのは、住んでみると気にならない部分でした。
おしゃれと予算を両立する、3つの考え方

予算の中でデザインを諦めないために、僕が現場でお伝えしている考え方を3つに整理しました。全部にお金をかけるのではなく、かける場所とかけない場所を、はっきり分けるのがコツです。
1. お金をかける場所と、抑える場所を分ける
毎日目に入る場所、家族が長く過ごす場所には、こだわる価値があります。逆に、来客のときしか使わない場所や、あとから変えられる部分は、最初は抑えておく。この線引きができると、同じ予算でも満足度が変わります。
2. 規格をベースに、要所だけ自由にする
一から全部を自由設計にすると高くなります。ある程度決まった型をベースにして、玄関まわりやリビングなど、見せたい場所だけ自由にする。この組み合わせなら、コストを抑えながら「自分たちらしさ」を出せます。
3. 流行より、10年後も古びない選び方
今おしゃれに見えるものが、10年後もそう見えるとは限りません。流行の色や素材を全面に使うと、数年で古く感じることがあります。長く気持ちよく住むなら、飽きのこないベースに、好きな色を差し込むくらいがちょうどいいです。
デザインを優先して、後悔しやすいところ

デザインにこだわる人ほど、気をつけてほしいことがあります。見た目を優先しすぎて、住み心地や暮らしやすさを後回しにすると、あとで効いてきます。
大きな窓は開放的で素敵ですが、夏の暑さや冬の寒さに直結します。かっこいい吹き抜けも、冷暖房の効き方や掃除のことを考えずに決めると、住んでから困ります。鹿児島は夏の暑さと湿気、台風もあります。見た目と、この土地での暮らしやすさ。その両方で見ないと、おしゃれだけど住みにくい家になってしまいます。
デザインは大事です。でも、家は毎日暮らす場所です。写真映えと、暮らしやすさ。どちらかではなく、両方を天秤にかけて選べる人が横にいると、後悔がぐっと減ります。
鹿児島でデザイン住宅を建てるなら

鹿児島で建てるなら、土地のこともデザインと一緒に考えたいところです。見た目の予算だけで組むと、土地の地盤改良費で計画が崩れることがあります。
シラス台地では、土地によって地盤を補強する工事が必要になります。デザインにお金をかけたいのに、地盤改良で予想外の出費が乗ると、どこかを削るしかなくなります。だから、デザイン・建物・土地・地盤を、はじめからまとめて予算に入れて考える。ここを一緒に見られる人がいるかどうかで、結果が変わります。
よくある質問
Qデザイン住宅と、決まった型の住宅。どちらがいいですか。
A正解は一つではありません。自分たちらしさを大事にしたいか、予算と手間を抑えたいか。あなたが何を大事にするかで変わります。両方の良いところを組み合わせる方法もあるので、一緒に整理しましょう。
Q予算オーバーしそうです。どこを削ればいいですか。
A削っていい所と、削ると後悔する所があります。あとから変えられる部分は抑えて、毎日過ごす場所や、あとで直すと高くつく部分は残す。その線引きは経験がものを言うので、見積もりを一緒に見ながら決めましょう。
Qデザインが得意な会社を、紹介してもらえますか。
Aできます。あなたの好みと予算、暮らし方を聞いたうえで、県内の提携会社の中から、その方向性に合う会社を一緒に選びます。どこかの会社を売り込むのではなく、あなたに合うところを中立の立場でお探しします。
デザインも予算も、一人で抱えないでください

おしゃれな家を、予算の中で建てる。これは、一人で情報を集めているとかなり難しいです。あなたが迷うのは、センスがないからではなく、デザインとお金と土地を同時に考えるのが本当にむずかしいからです。
タテカタは、鹿児島の家づくり相談窓口です。特定の会社を売り込むことはありません。あなたの好みと予算と暮らし方を一緒に整理して、県内の提携会社の中から、あなたに合う会社を一緒に選びます。おしゃれと予算のバランスを取るところも、僕が横についてやります。
相談は無料です。なぜ無料でやれているのかも、隠さずお話しします。提携している住宅会社からの紹介料で成り立っている、保険の窓口と同じ仕組みです。あなたから相談料をいただくことはありません。ここだけは断言します。タテカタを使って家を建てることは、絶対にそのほうがいい。
まずは、LINEに登録してみてください。登録した方に、「家づくりの疑問300選」と「間取り100選」をお渡ししています。気になっているデザインの写真があれば、それを見せてもらえれば、予算内でどこまで近づけるか、一緒に考えます。



