鹿児島のハウスメーカーはどう選ぶ?後悔しない比較の6つの視点

「どこのハウスメーカーがいいですか」——鹿児島で家を建てる人から一番よく聞かれる質問です。でも、その聞き方だと後悔しやすい。130棟以上の現場を見てきた宅建士・FPのたっちゃんが、会社を比べる前に決めること、比較すべき6つの視点、失敗しない選び方を正直に話します。

タテカタ代表 中釜竜也
Tatekata Column 鹿児島の家づくりを、たっちゃん目線で整理します。
鹿児島のハウスメーカーはどう選ぶ?後悔しない比較の6つの視点

「鹿児島で、どこのハウスメーカーがいいですか」。これは、家を建てたい人から一番よく聞かれる質問です。気持ちは、すごくよく分かります。

でも正直に言うと、この聞き方のままだと、後悔しやすいです。理由は、家づくりの正解が一つではないからです。あなたにぴったりの会社が、隣の家族にも合うとは限りません。

僕はこれまで、鹿児島で200家族以上の家づくりに横で付き合い、130棟以上の現場を見てきました。今日は、ハウスメーカーを比べる前に決めておくこと、比較すべき6つの視点、そして失敗しない選び方を、順番に話します。

会社選びで、多くの人がつまずくところ

会社選びで、多くの人がつまずくところ - タテカタ

相談に来る方の多くが、いきなり「A社とB社、どっちがいいですか」と聞きます。カタログを何冊も集めて、展示場を何件もまわって、それでも決められない。むしろ、見れば見るほど分からなくなる。そういう方を、何人も見てきました。

なぜ決められないか。会社を比べる「ものさし」が、自分の中にまだ無いからです。ものさしが無いまま比べると、営業マンの話のうまさや、モデルハウスの豪華さに引っぱられます。それは、あなたの暮らしとは関係のないところです。

比較する前に、まず決めておくこと

比較する前に、まず決めておくこと - タテカタ

会社を選ぶより先に、決めておいてほしいことがあります。予算の上限と、これからの暮らし方の2つです。

予算は「いくら借りられるか」ではなく「いくらまでなら無理がないか」で考えます。暮らし方は、子どもが何人になりそうか、共働きを続けるか、車は何台いるか。ここが決まると、必要な家の大きさや性能が見えてきます。

この2つが決まってから会社を比べると、判断がぶれません。逆に、ここが曖昧なまま比べると、どの会社の話ももっともらしく聞こえて、決められなくなります。

ハウスメーカーを比較する6つの視点

ハウスメーカーを比較する6つの視点 - タテカタ

ものさしが持てるように、比べるときの視点を6つに整理しました。どの会社が一番いいか、ではなく、それぞれをこの6つで見比べるのがコツです。

1. 総額(坪単価だけで比べない)

坪単価が安く見えても、付帯工事や諸費用を足すと逆転することがよくあります。比べるのは、坪単価ではなく、最後に払う総額です。同じ条件で見積もりをそろえないと、正しく比べられません。

2. 性能(鹿児島の気候に合っているか)

断熱や耐震の性能です。鹿児島は夏の暑さと湿気、台風、そしてシラス台地という土地の事情があります。カタログの数字だけでなく、この土地で暮らして快適かどうかで見ます。

3. 間取り・設計の自由度

規格化されていて安いけれど間取りの自由が少ない会社と、自由だけれど高くなりやすい会社があります。どちらが良い悪いではなく、あなたの暮らしにどちらが合うかです。

4. アフター・保証

家は建てて終わりではありません。10年後、20年後に何かあったとき、誰がどう対応してくれるか。保証の中身と、点検の仕組みを確認します。

5. 担当者との相性

意外と大事なのが、担当者です。家づくりは長い付き合いになります。こちらの小さな不安を、ちゃんと聞いてくれる人かどうか。ここは数字に出ませんが、満足度を大きく左右します。

6. 地域での実績と、土地への理解

鹿児島で建てた実績が多い会社は、この土地ならではの注意点を分かっています。シラスの地盤、降灰、台風。全国展開の会社でも、地元の事情に強い支店かどうかで変わります。

「どこがいい」より「自分に合うか」

「どこがいい」より「自分に合うか」 - タテカタ

この6つで見ていくと、「一番いい会社」ではなく「自分に合う会社」が見えてきます。正解が一つではない、というのはそういう意味です。

ひとつだけ、正直に伝えておきたいことがあります。住宅会社の営業マンを、みんなプロだと思い込まないでください。建築士の資格を持っていても、間取りが得意とは限りません。会社の売りたい商品を、あなたに合う商品と言うこともあります。だからこそ、あなたの側に立って一緒に見比べる人がいると、結果が変わります。

よくある質問

Q展示場は、何件まわればいいですか。

A件数より、予算と暮らし方を決めてから行くことが大事です。ものさしを持って行けば、2〜3社に絞れます。ものさし無しで10件まわっても、迷いが増えるだけのことが多いです。

Q大手と地元の工務店、どちらがいいですか。

Aこれも正解は一つではありません。安心感や保証を重く見るか、地域の事情への強さや自由度を重く見るか。あなたが何を大事にするかで変わります。6つの視点で並べて比べると見えてきます。

Qもう1社で契約しそうです。今からでも相談できますか。

Aできます。契約前や、間取りが固まる前なら、まだ変えられることがたくさんあります。ハンコを押す前に、一度だけ第三者の目を入れてみてください。

一人で選ぶ前に、まず会いに来てください

一人で選ぶ前に、まず会いに来てください - タテカタ

会社選びは、情報が多すぎて、一人で抱えると苦しくなります。あなたが迷うのは、知らないからではなく、家づくりが本当にむずかしいからです。

タテカタは、鹿児島の家づくり相談窓口です。特定の会社を売り込むことはありません。あなたの予算と暮らし方を一緒に整理して、県内の提携会社の中から、あなたに合う会社を一緒に選びます。間取りのチェックも、住宅会社への言いづらい要望の代行も、僕が横についてやります。以前、こう言ってくれた方がいました。「中釜さん抜きで家づくりする人って、不安で押しつぶされて家が建たないんじゃないですか」。その言葉のために、この仕事をしています。

相談は無料です。なぜ無料でやれているのかも、隠さずお話しします。提携している住宅会社からの紹介料で成り立っている、保険の窓口と同じ仕組みです。あなたから相談料をいただくことはありません。ここだけは断言します。タテカタを使って家を建てることは、絶対にそのほうがいい。

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